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こうしてP病院9F内科病棟での生活が始まった。
ナースステーションのすぐそば。6人部屋に入ってすぐワタシのブース。
大部屋毎にお手洗いがあるのが助かる。
後日、ちらっと窓から見えた景色が絶景。他の人のブースなので行けないけど、海も見えて、めちゃめちゃいい眺めである。
前にインフルエンザで入院した病院は、食事の匂いがしただけで吐きそうで、ローソンで買い食いしてたけど、ここの食事はマシ。といってもさすがに唐揚げ定食を食べたところなのでパス。
荷物をロッカーやそこいらに片してベッドへ。少ししたら来ましたよ「熱時間」が。
9時間毎に38度越え、4時時間ほどかけて下げていく「熱時間」。
ナースコールして「ロキソニン飲んでいいですかぁ?」
点滴遅くなりましたぁ、と看護師さん。
ブドウ糖だものね。優先順位低いよね。
検査のときに管を埋めた手首から点滴を入れる。これ便利だよねー。雑菌が入りやすいとか聞いたことがあるけれど、ウィルスとどっちがしんどいの?
点滴の2時間、寝るしかない。けれどワタシ、たいていガマンできずお手洗いに行く。
あの、水滴がぽちょんぽちょんと落ちるのを見ていると「しーこいこい」効果がありませんか?ワタシだけ?
じっとしていると、部屋の先人達の様子が少しわかってくる。
寝たきりの人、ノドが開いてるんだろうヒューヒューいってる人、糖尿病認定待ちの人、姿勢を変えるとカラダが痛くて、ずっと独り言で文句言ってる人、そしてカワイイ人、油バーバ。
油バーバは、痛いとか不快だと「あー!」「あ゛ー!」と叫ぶ。
偏固なババァかと思いきや、糖尿さん(自力でトイレにいける唯一の人、気配り屋さんですごくやさしいの)が、ご飯を食べるのを手伝ってあげて、少し席をはずして戻ったときに「ご飯は進みましたか?」と聞くと、「イッコーニススミマセン!」と大きな声で返す。機嫌がいいと「アリガトウアリガトウ」「言いたいけど(言葉がみつからなくて)わからんわぁ」何でも大声で答える。お茶目なのである。
その油バーバが「こーちゃん、こーちゃん」と。仲の良い看護師さんかと思っていたが、夜中に「こーちゃん、こうた」と言っていたので、息子さんかお孫さんか。
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